巻頭言
近年のサイコセラピーと心理学会の動きに思う
藤永 保
学会短信
日本サイコセラピー学会2002年の動き
作田 勉
研究報告
多彩な状態像を呈した8歳男児のサイコセラピーとその後
伊東 和子
スクィグル・ゲームと風景構成法を用いたある緘黙児との関わり
大西 貴子、根來 秀樹、岸本 年史、飯田 順三
第3回日本サイコセラピー学会
開催にあたって
詫摩 武俊
特別講演
集団精神療法とサイコセラピー
相田 信男
さまよえる子どもをどう救うか
杉原 一昭
シンポジウム 「サイコセラピーとジェンダー」
治療者と患者の性差
−治療者の性差と性役割に関する態度の治療的な意味−
生地 新
内なる異性とジェンダー
田中 信市
家族療法とジェンダー
−家族療法の中でジェンダーはどのように取り上げられるか−
中釜 洋子
心理療法におけるセラピスト・クライエントの性別の組み合わせ
−とくに子どもと思春期において−
森 さち子
講演
怯えの強いひきこもり症例に対する森田療法
−治療目標の段階的焦点付けのプロセス−
久保田幹子、中村 敬、牛島 定信